サッカーJ1浦和の一部サポーターが、8月の天皇杯全日本選手権の試合会場で暴力を振るうなどした問題を受け、清水勇人・さいたま市長は26日の定例会見で「誠に遺憾。市の名を汚す行為だ」と批判。同市はチームのホームタウンだけに、「サッカーのまちを標榜(ひょうぼう)する市の政策や、サッカーを愛する市民にとって大きな問題だ」と指摘した。
この問題をめぐっては、日本サッカー協会(JFA)が今月、来年度の天皇杯への参加資格を剝奪(はくだつ)。さらに、今月21日までにサポーター21人を無期限入場禁止にするなどしている。
清水市長は、浦和が来年度の参加資格を失ったことについては「極めて残念だ」と述べた。チーム側からは直接謝罪を受け、再発を防止してほしいと伝えたといい、「ファンやサポーターが安心して応援や観戦が出来るよう、しっかり取り組んでもらいたいと強く要請した」と話した。(岩堀滋)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル